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ごめんなさいを言わないといけないのはだーれ?
「ほんっとぉおにごめんねぇえっ!!」
キラは盛大に叫んだ。複雑な心境だが、大きな藤色の瞳を潤ませながら言われたら怒るに怒れない。
学校の課題でマイクロユニットの設計図を書かなければいけなかった。完璧でなくてもよく、己の知識と想像力で書く事を望まれたのだが、目の前の幼なじみはそれすら苦手らしく。
「お願い、アスラン!手伝って!!」
なんて言うので手伝って完成させたのだが………。
「ちゃんと、机の上に置いといたんだ。で、休憩の時にちょっと隣のクラスに行ってかえって来たら」
「なかったんだな……はぁ、教室内を探したのか?」
「うん」
「誰かに聞いた?」
「見てないって……うぅ~」
課題の提出は今日までだ。
なんとかして見つけないとキラのマイクロユニットの点は0だ。
「せっかく……アスランが…手伝ってくれたのに……」
当の本人は点よりも、手伝ってもらったのに無くしたの方が重要らしい。
正直、それはなんとも思っていない。手伝ったのは自分の意思なのだから。困っていれば助ける、それが友達だと、自分は思う。まぁ、管理不足には怒ったけど。
「仕方ないよ、先生に言おう。僕もちゃんとキラは課題をしてました。って言うからさ、事実だし」
「怒らないの?」
「怒っても設計図はかえって来ないだろ?行こう」
「……ごめんね、アスラン。ありがと…」
「ほんと、しかたない奴だよ、キラは」
笑ってやると、涙目な目を細めて笑う。泣き虫でお人よしでドジで、でもやっぱり一緒にいてて楽しいのは事実。
「あーヤマトの設計図はさっき教室で見かけてな~すまん、勝手に貰ってきたよ」
「「…………はい?」」
つまり、僕は泣き損?
つまり、僕は怒り損?
「「先生!!」」
「えっ、なっ何…怒っているんだ?」
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