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コトノハ
信じられなかった。
わかってはいた、けど、それでも好きだと自覚していた。
『じゃ、また明日。好きだよ』
『ああ、明日…おっ俺も好きだから』
『アスランったら照れ屋さんだね』
『キラ!』
帰り道に見かけた想い人。
そしてその幼なじみ。
二人はいつも一緒で、もしかしたら付き合ってるんじゃ……と何度も思った。
そして、それが事実だと知った。
自然と涙が零れる。
呆気ない失恋。
でも、それでも好きで、諦めたくなくて。
例えあの人にとっては弟のようで、後輩で、問題児に見られていても……俺はあの人の事を特別な感情で見てしまう。
「好……き…です」
伝えたい言葉が勝手に口から飛び出す。それが風に掻き消されていくのを耳で聞いて、また涙が零れ出す。
好きです、貴方が、とても。
もう伝えられない。
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