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七夕、一年に一度、織り姫と彦星が会える日。
「ロマンチックだよね」
「はぁ?」
職務中にいきなり意味不明な事を言う上司にホントに意味不明になる。
「はぁ……」
「ため息つく暇あるなら仕事してくださいよ、キラさん」
シンはとんとんと書類を揃える。それをキラはじ~と見つめて、またため息。
「今日は織り姫と彦星が一年振りに再会する日なんだって」
「七夕ですよね。ルナが笹をどっかから持って来てましたっけ」
「僕も再会したいなぁ」
シンは何故キラがため息をついているのかがわかった。
どうせあの人の事を言ってるのだろう。
そういえば一年ぐらい会っていないのだ。こちらもあちらも今だゴタゴタしている状況なのだから。
「俺、明日会いますよ?」
「何だって!?」
「いや、明日と明後日に休暇もらってるんですよ。だからオーブに行くんです」
キラの"ズルイよ、君~光線"を受けてもシンは心のシールドを展開する。ちなみに最近ではレベルがあがりビームシールド並だ。
「僕も行きたい!」
「いいですよ?ここにある書類を全て読み通し、報告書をまとめ上げて議会への提出および処理。それからですね、え~っと」
シンはキラの仕事が記載された書類の内容を読み上げる。
「………無理」
「ご愁傷様です。じゃ、明日頑張って下さいね」
「ちょっ!シッ……まっどこ行くの!!」
「明日の準備があるんで」
片手を挙げてシンは爽やかに退出していく。我ながら大人になったと笑いつつもちらっとキラを見る。
「…………」
もうやる気を無くしたらしい上司は机にうなだれていた。
しかし仕方ないのだ仕事なのだから。
だから内緒、明後日…シンが帰って来る時に、彼もプラントに用事で訪れる事になっている事は。
「さて、織り姫さまに会いに行きますか」
誰か手伝ってください!
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